若い頃は転勤などで全国を転々とし、70歳を越えて、新たな住まいを姫路に構えたMご夫妻。引っ越して来たのは、姫路駅前の高齢者サービスマンション。街の真ん中で生活上の不便・不安を取り除き、24時間体制で生活をサポートしてくれる、シニアのための住まいです。もともとは大阪出身で、姫路は「今までは通過点だった」街。この年齢からの、初めての土地での生活。今まで、バリアフリーマンションやケアハウス、有料老人ホームなど、さまざまな住まいを見に行き、自分に本当に合った住まいを探していたとか。
ある駅前のオートロックのマンションは、外から人が入ることができず、若い人にとっては安心ですが、老人や体が不自由な者にとっては命取りにもなりかねない。プールやバーなどの施設が整った有料老人ホームは、それを必要としない者にとっては驚くほどの高い金額。自活を条件とするケアハウスは体が不自由な奥様には合わない。「結局なかなか満足できる住まいが見つからなかった」そう。
「遠い昔、『老人は山に捨てる』という風習が東北にあったけど、それは現代でも言えるでしょうね。戦後、核家族が浸透し、若い人が老人の面倒を見ない傾向になっている。だからこそ、こういう高齢者向けのマンションなどで、自分の入るべき集団を見つけるべき」とは、ご主人。まだまだお体が元気なご主人にとっても、駅に近く、高齢者向けのサービスが整ったこの住まいは、新しい生活の第一歩になったはず。
「姫路は初めての土地だけど、このマンションは料金的に入居しやすく、スタッフのみなさんが温かいからとても生活しやすい。姫路にはいい病院もたくさんあるので、私に合っていますね」と奥様。Mご夫妻のこの生き方がすべての人にあてはまるとは言えませんが「私の生き方が『選択肢のひとつ』として考えてもらえれば」と、シニア世代の新しいライフスタイルを提案してくれました。 |
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高齢者たちが一緒に生活するシニア向けマンション。
これからの時代の新しいライフスタイルになりそうです。 |
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